感謝する理由が見つからなければ、
落ち度はあなた自身にある
ー北米ミンカス族の格言ー
(前回記事↓)
ちょっと急に文章のテイストは変わるかもしれないです。
小説っぽい感じのも好きなんですけどね〜
個人的に、無人島でどう過ごしたかよりも、
何を感じたかとか新しい発見について書きたかったので!
そっちをメインに書いていこうと思います!
無人島生活の目的
実はこの無人島に向けて、個人的に決めてたテーマがありまして
それは
- 死にかける。そして生の実感を得る。
- 日常のありがたさを再認識する。
- コンフォートゾーンを出た体験を積む。
この3つがテーマであり目的でした(ちゃんと言語化はしてなかったんですが)
でもよく考えると全部同じこと言ってる気もします
まず死にかけることです(笑)
とはいっても正確には
「これ死ぬんちゃうか俺…」
みたいな恐怖を味わっときたいというのがありました。
べつにドMとかではなく。
普段の生活で恐怖は無駄な感情であることが多いなーと(ビビりなだけ)
やはり冷静沈着で、男らしく在りたい!という思いがありました。
無人島で死ぬ!って思ったのは4回くらいですかね。
最初は崖みたいなところを登っているとき。
掴んだところと足場が崩れ、ザァーーっと滑り落ちた時は
「あっ…」と思ったのと同時に恐怖感がグワっときました。
ひやりとしました。
最後まで崩れていたら大怪我は免れなかったでしょう。
結局おとなしく引き返す。
ことはなくもう少し慎重に上まで登りました。
のぼるんかーい!
無事登れました。(ほかの参加者の方は誰も登ってないところだと思います)
達成感と優越感。何より楽しかった。

(登ったのはここの別ルート笑 こんな急なのは登れません)
あとはその高いところで立ち上がる時は怖かったです。
最初はちょっと震えました。
落ちたら死ぬと思います。
でもめっちゃいい経験でした。本当に。

(自分の影)
あとは高めのところから海へジャンプしたこと。
これは参加者全員飛びました!(みんなすごい)
あとはシュノーケリングをしていて結構でかめのクラゲに遭遇した時。
逃げましたが、足はメッチャやられてました。
たしかお酢か何かをぶっかけられた気がします。
最後は、マリンシューズが壊れて石の浜を素足で20分くらい歩いた時。
足つぼが刺激されまくり、最後のほうは涙を流しながら歩きました。
本当に痛かった。靴底のありがたみに気づけましたね。
2つ目のテーマ、「日常への感謝」につながりますね!
靴って偉大な発明ですわ。
てな感じで無人島で日常のありがたみを感じることは大いにありました。
普段の生活がどれだけ恵まれているか。
日本で普通に暮らしていること。
それだけで十分に幸せです。
寒さで震えるほど海に入ったり、
暖のためにまきや石を集めたり、
限られた食材で料理をして皆で分けたり、
海水で体やお皿を洗ったり、
夜明け前の海辺で震えながら瞑想したり
(勝手にやってました。班の人が心配して探してくれてました。その節はごめんなさい。)
衣食住。電気やガス、水。
災害なんかの時もそうですが、
失ったり、それが無い環境になって初めてその有難さを実感することは本当に多いなと。そして素直にありがたさを表現することって本当に少ないなと思います。
態度でも言葉でも何でもいいから、この日々に感謝して生きたい。
そう改めて感じるきっかけになりました。(このブログでもそれを改めて思い出せました)
でもコンフォートゾーンは意外に出れなかったかもしれないです。
無人島は居心地よかった。
人も良かったのかもしれない。
天気も奇跡的に快晴。
最高だったなあ。

無人島では新しい発見もたくさんありました。
2つくらい書こうかなというのがあります。
1つは組織の調和。もう1つは楽しさについて。
組織と調和
これはこの三日間を通して気づかされたことです。
普段の生活は法律やルールでがんじがらめ。人の目や世間体もある。
その中でもうまく機能しないことばかり。不満も多い。
たいして無人島では自由でした。でもみんながそれぞれの役割を全うしていた。
自分がしたいことをしているのに上手く機能して、調和していた。
最初は組んであったチームも一日目にして氷解し、一つのまとまりになっていた。
誰がまとめるでもなく、自然と。
そこに僕は組織の理想像みたいなのを見た気がしました。
皆それぞれが自分のできることでお互いを支えあう。
個性を尊重し、批判や不満もない。
そういう場所ってあんまないんじゃないかなーと感じる次第。
逆にこれがホモサピエンスの脳には理想なのかなーとも思ったり。
原始時代に思いを馳せました。
楽しさについて
これは本当に個人的な感想です。
めっちゃ楽しかった。たくさんのものに囲まれた現代の生活から離れ、(スマホとかもすぐ充電切れてました)ある意味では自由で、ある意味では不自由な生活の中に身を置いて、死ぬんじゃないかと思う経験もしたけど、つまらないとか感じる暇もなかった。
皆で火を囲んで、歌って踊って。
料理を作るのも材料をとるのも、食べるのもみんなで。

あらゆるものや人に支えられて生きてるし、自分も誰かを支えて生きてる。それは普段も同じこと。
一は全、全は一。

こうして思い出すとめっちゃよかったなあと再確認。
皆様も行きましょう。無人島!(笑)

最後まで読んでいただき誠に感謝です!
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