前回に引き続き、『7つの習慣』をまとめていきます!
今回はついに習慣に触れていきます(笑)
前回の記事はこちらです。
ではよろしくお願いします!
- 第1の習慣 主体性を発揮する
- 第2の習慣 目的を持って始める
- 第3の習慣 重要事項を優先する
- 第4の習慣 win-winを考える
- 第5の習慣 理解してから理解される
- 第6の習慣 相乗効果を発揮する
- 第7の習慣 刃を研ぐ
第1の習慣 主体性を発揮する
人間は自分の意志で行動できます。
それは、他の動物とは違って、理性的な能力があるからです。
それはすなわち、自覚、良心、想像力、自由意志の4つです。
人間は刺激と反応の間にこれらの入る余地があります。
主体的な人はどう反応するのかというと、
自分の価値観に基づいて行動を選択し、反応します。
逆に反応的な人はどうかというと、
その時々の感情、状況、条件、環境によって反応してしまうのです。
主体的にふるまうことは、人生をコントロールすることです。
周りのせいにせず、依存せず、自立した人生を送ることなのです。
第2の習慣 目的を持って始める
何かを始めるときには目的をもって始める必要があります。
目的を明確にしなくては、正しい道を進むことはできません。
あたかも掛け違えた梯子のように、別の目的地に
早くついてしまうだけ、というようなことになりかねないのです。
(7つの習慣の受け売りです)
コヴィー氏によれば、物事は2回つくられます。
1度目は想像、構想の段階。
2度目は実際に物ができる時。
想像や構想ができていないのに物事を形にすることはできません。
1度目の創造の時に必要なのが目的なのです。
そしてそのために推奨しているのが、
ミッション・ステートメントを創ることです。
つまり、自分の大切にしたい価値観や、原則を言語化することです。
それはきっと、迷ったときの地図になることでしょう。
第3の習慣 重要事項を優先する
地図が作れたなら簡単です。
その通りに進むだけ。
ただし、余計な寄り道はしないこと。
それは物事に優先順位を決めるということです。
いつまでも進まないのは、重要でないことに、
大切な時間をとられているからではないでしょうか。
時間管理のマトリクスというものがあります。
使っている時間について、緊急かどうかと、
重要かどうかで区切ったシンプルな図です。
この中でもっとも重要なのに、時間をかけていないことが多いのが
第二領域、つまり緊急でないけれど重要なことです。
それは自分の人生を豊かにしてくれることです。
そこに時間を使うことが、人生をより充実したものにしてくれます。
あなたの人生はどんなことに時間を使っていますか?
第二領域の優先順位を高めてみましょう。
そして、それ以外の重要でないことは、
ノーを言える強さをもったり、
人に任せられるようにするのです。
そうすればきっと後悔なく、有意義な時間の使い方ができます!
この本もおすすめです!
ここまでは依存から自立へのプロセスでした。
第4の習慣からは自立から相互依存へのプロセスです。
ここからは他者との関係性が重要になってきます。
頭に入れておいてほしいのは、前回も述べた人格主義のお話。
徳が成功における土台だということです。
第4の習慣 win-winを考える
常にwin-winを考えましょう。
人生はゼロサムゲームでないことが意外と多いです。
(ゼロサムとは、一人が勝ったらもう一人は負ける状態)
相手と勝ち負けという考え方に立ち、一方が損をする場合には、
短期的にはどちらかが得をしますが、
長期的に見れば、むしろひどい結果を生みかねません。
嫉妬や復讐、信頼を失うことは、何よりも避けるべきです。
おたがいに信頼関係があれば、きっとwin-winを見つけることができます。
この5つの柱でwin-winの状態をつくることができると言います。
優れた人格で、信頼関係を築き、合意する。
そのためにwin-winを推奨するシステムと、
交渉のプロセスが土台になっています。
交渉のプロセスは、
- 相手の立場から考える
- 課題を明確化する
- 納得のいく解決は何か明確にする
- 新しい案や選択肢の提案
という形です。これを意識し、win-winを考えることができれば、
敵というものは実質存在しないのです。
第5の習慣 理解してから理解される
この習慣はNVCというものに非常に似てます。
( NVCについてはこちらを参照ください。)
相手に共感し、相手のことを深く理解することが最初の一歩。
その際注意すべきは、推測ではなく実際に相手の意見を聞くことです。
自分の理解が合っているか確認することです。
深く相手のことを理解したならば、
相手も自分を理解しようとしてくれるはずです。
また、理解してもらうためのプレゼンテーションについても述べています。
それは、エトス、パトス、ロゴスの順序で話すことです。
エトスとは信頼のこと。信頼関係を築くことが初めに必要です。
パトスとは感情移入のこと。相手を理解することです。
ロゴスとは論理のこと。これは一番最後に行いましょう。
この順序でプレゼンテーションを行えば、
自分のことを理解してくれるはずです。
第6の習慣 相乗効果を発揮する
相乗効果を発揮し、よりよい案を生み出すには、
自分の意見を否定されない安心感、自由に意見を言える環境が必要です。
カオスの寸前に、最高のアイデアが生まれると言っています。
それはブレーンストーミングと同じような感じがイメージしやすいでしょう。
様々に意見を出し合い、それを尊重するような環境です。
そして、その時はもちろんwin-winを意識しましょう。
ここまでが自立から相互依存へのプロセスでした。
最後、第7の習慣は、自己再新再生の原則です。
第7の習慣 刃を研ぐ
最後になります。
それは自分の能力を広げるということです。
能力には4つの側面があると述べています。
- 肉体的側面
- 精神的側面
- 知性的側面
- 社会・情緒的側面
これらをバランスよく磨くことが、すべての習慣を成長させてくれるのです
それぞれに僕のおすすめの書籍や過去記事などを載せて終わろうと思います!
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社会・情緒的側面
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