ショーペンハウアーではないけれど、僕にとっての読書とはどんなものなのか改めて考えたいと思う。
早速だけど僕にとっての読書は、知的探究心を満たすものであり、生きがいであり、冒険であり、競合調査であり、学びのツールであり、情報媒体であり、趣味であり、癒しであり。
大学時代に通学時間が長いからと始めた趣味だったけれど、思ったよりもハマってしまった。
動機は割と不純で、読書してる知的なキャラクターに憧れていたからというのが8割くらいある。
もちろん読書自体も楽しかった。
今までの僕になかった視点から、たくさんの物語や価値観が語られていくのが面白かった。
それまでの自分はものすごく傲慢で、物事や世界の限界をもう既に知っているというか、諦めている感覚を持っていた。
虚無主義的な価値観で生きていた。
その固まった価値観を壊してくれたのが読書だった。
人との関わりも得意ではないし、誰かの価値観を受け入れるための媒体として最適だったんだと思う。
結局、大学時代にも500冊くらいは読んだし、視野狭窄だった以前の僕よりは色々と新しい視点を受け入れることができるようになった。
改めて自分の価値観にすり合わせて視野も広げることができたのが一番大きいと思う。
読書は人との出会いにも勝るくらい僕にとってはたくさんの学びを与えてくれた。本は書いた人の人生が固まった結晶だと思う。言葉にするという行為は本当に難しくて、人の心に響くような言葉を紡ぐことができるのはすごい。
古典と呼ばれるような書物たちはマジですごい。
何回読んでも自分の人生のステージに応じて学びを感じられる名著ばかり。
そんな本たちと出会うことが生きがいだと感じることも多い。
自分でそんな本を書けたらいいなとも思う。
最近はあまり本を読めていないからまた頭が固くなっていて、自分の価値観を固めてしまっている気がする。
また本を読もう。
そう思う一年の始まり。
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