いやー平成も終わり令和ですねえ。
そんなことはさておき、
量子力学ってご存知でしょうか?
(唐突すぎる)
物理学の1分野です。まあ宇宙とかの話が超マクロな話とするなら、量子力学は超ミクロな話。
原子とかをさらに小さく細切れにしたら…
みたいなお話なんですが、そのふるまいがめっちゃ特殊で面白い!
最近ではそんな不思議な量子の特質を利用して、
量子コンピュータというのが創られるんじゃないかとも話題になってます。
これもまたすごいんですが、何がすごいかって、
情報処理のスピードが今より指数関数的に上がると…
控えめに言って完成したら半端ないですよね。SF的妄想が渋ります。
でも持論としては、
生物はもう量子を応用しちゃってますよね?
人間の行動って量子と似てる!?
みたいな感じなのでその辺を今回はお話できればと思います!
よろしくお願いします!
量子の不思議さ
量子の不思議さって、いろんなサイトとかで調べてもらえればで出てくるんですが、
ざっくりいうと
矛盾を内包してる
ってところで
みんなが「!!??」
ってなるんだと思ってます。
例えば、観測の仕方によって粒子か波かという振る舞いが変わったり、
量子もつれといって、どれだけ遠く離れても、もつれた量子同士が連動していたり.、
挙句の果ては壁をすり抜けたり…
とにかく直感的な動きと違う動きをするんですよね。量子ちゃんたち。
生物は量子を使っている?
そんな普通の生活を送るうえで全然みえてこない量子たちなんですが、
実はもう僕ら使ってるんですよね。
まあそれも、とーぜんっちゃ当然で、
量子があってそのあとに生物が生まれてきてるわけです。
何ならむしろ、量子を使わないと生物は誕生してないと思うんですよね。
実際おもしろいのが、量子って他の物質と相互になにかしらの干渉を受けてしまうと振る舞いが固定されるんです。
だから量子コンピュータとかはなるべく絶対零度に近い状態で、他の物質の干渉を受けないように設計しないとならない。
ですが一つだけ例外がありまして、それが生物なんですよ。
地球の温度や生物の体温とかって量子にとって絶妙らしく、量子独特の振る舞いを維持できるらしいんですよ。
複雑なのに、干渉する部分と、干渉されない部分をうまく組み合わせた設計
になってるのが生物で、それによって量子を利用できている。
例えば、臭いの正体は振動で、振動の判別とかに量子力学を利用してたり、
サケが故郷を探し当てるのに使ってたり
そう、じつは真新しいものじゃなく、量子まみれなんですよ。
生物とか地球って。
詳しくはこの本を激しくお勧めします!
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この人のTEDもあるんでよかったらこちらも
ジム・アルカリリ: 量子生物学は生命の最大の謎を解明するか? | TED Talk Subtitles and Transcript | TED
人間って量子みたい
これは完全に持論なんですが、人間て量子みたいだと思うんですよね。
最初にも言ったんですが、矛盾を内包している存在というのが大きいかなと。
人から見られたときに強張って緊張してしまうとか
(量子力学でいう観測効果)
周りからエネルギーをもらって壁を突破したり
(量子トンネル効果)
見えない信頼とかでつながれるし
(量子もつれ)
そんな中で自分本来の力を発揮するには、
量子的振る舞いをできる安定したコミュニティを拡張していくこと
が進化であり、環境適応、コンフォートゾーンを広げることだと思うんです。
最強はカオスの中でも量子的振る舞いをできる、有機的な状態。
そんな風に思ってます。
あとは、この世の物事って本来は揺らいでいて不確実だと思うんです。
万物流転、諸行無常。
それを人間の解釈によって、言語というラベルを貼って固定化させる。
まさに人間が万物の尺度である。って気がするんですよね。
物事には量子のように二面性があるのが普通のこと。
それを片方しか見ずに、絶対だ!というところから争いが生まれるんじゃないかなー
両方の面があるものだし、矛盾しているようなことこそが普通だと思います。
矛盾を受け入れられないから哲学者とかは病むんじゃないかなーと思う次第。
まとめ
ということで今回は量子について、僕の持論を述べさせてもらいました。
全部のことって実は量子的なんだぜ!
というのが持論のまとめで、伝えたかったことです。
あとは普通に量子力学とかってめちゃくちゃ不思議でロマンがあって楽しいので、興味持っていただければ嬉しいです!
YouTubeとかにもいっぱいあるので見てみてくだされ~
それでは、
最後までお読みいただき誠に感謝です!
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