「WHO AM I ?」
ーアーティガンー
※アニメ「キャロル&チューズデイ」より
アニメ「キャロル&チューズデイ」最高でした…!
純粋な音楽の美しさと、映像のマッチした瞬間は鳥肌立ちっぱなしです。
何かわからないですけど涙止まらない
テーマ性というか、政治・哲学的な問いかけ、現代社会への皮肉も入っていてたまらなく好みでした。AIとか移民とか。
ネットフリックス入ってる方はぜひ!!
と余談でしたが、今回は「私」って何だろう的なことを考えていきたいと思っております。
デカルトはすべてを疑った挙句、考えている自分は確かに存在している!
という結論に至ったわけですが、
・そもそも「存在」ってなんだろ?とか
・考えている意識がなければ自分って存在してないの?みたいな
こんなことも思っちゃうわけです。
にわかなのでデカルトはもっと突き詰めて説明してると思うけど。
今回は僕なりに「私」って何だろう見たいな話をしたいなーと思います。
まあ、前に書いた記事とそんなに考えは変わっていないのですが…
もう少し哲学っぽく語っていきたく。
よろしくお願いいたします。
・私って?
僕が思う「私」は、蓄積された情報の総和が起こす現象の連なりです。
以上ッ!この記事完!
※ジョジョの奇妙な冒険第三部スターダストクルセイダースより
と言いたいところではありますが、言葉足らずなので説明したいと思います。
まず「情報」というのは、遺伝的な性質、生命が誕生してからの記憶の結晶でもありますし、「私」が誕生してから吸収してきた記憶の集積でもあります。
記憶というと語弊があるかもしれないですが、要は自分の中にため込まれた情報全部のことです。
それだけで十分かなーとも思うのですが、なぜ「現象」の連なりなのかというと、生命が現象だからです。
というかすべてが現象といっても差し支えないかと…
固定された自己を考えるとアイデンティティは崩壊するような気がします。
一瞬たりとも同じ自分なんてないと思うので。
・アイデンティティ
アイデンティティは誰にでもあります!!
だって蓄積された情報が全く同一なものなんて存在しないですもん。
背景情報がおんなじ人間なんていないですし、絶対にかぶりません。
あなたは唯一無二!!
でもよく「自分らしさ」って何だろう?
みたいな話を耳にするのはなぜでしょう。
2つくらい要因はあるかもと思います(思いつきです)
一つは自分の過去を肯定できていないから。
もう一つは固定された自分らしさを探すから。
自分の過去を肯定する
最初に述べたように、「私」は蓄積された情報の総和です。
でも、その中には否定したい情報もあると思います。
後悔や自己否定。
誰しも一度は持っているものですが、それを引きずっているうちは自分らしさを見つけることはできないと思います。
なぜって否定したい過去も含めて自分だからです。
後悔や自己否定は、それは自分じゃない!という強い気持ちの現れで、
可能性の中へ逃れている状態です。
失敗も認めて、それも自分なんだと言えて初めて、
自分らしく生きれるんじゃないかなーと思います。
とはいえ僕だって後悔はしますのでまだまだ未熟です(笑)
でも「後悔してしまった…」と後悔に後悔の重ね掛けはしないようにしています。
自分は情報の蓄積で、その反応の起こす現象。
こういう刺激が外から来たらこう反応しがち!みたいな傾向はぜったいにあります。
ニューロンが太めにつながってるんやろーなーと。
なので、後悔した自分へもしゃーないな、と言えるようにしましょ!
・固定された自分?
固定された自分なんてありません。
それどころか一瞬たりとも同じ自分なんてありません。
肉体的にも細胞は入れ替わってるし、精神も同じ思考状態なんてのはまずありえない。
すべての原子だか量子だか超ひもだか知らんけど同じ状態の宇宙の状態はまあないわけです。宇宙は膨張し続けているわけで…時間は流れ続けているわけで…
なので、自分は常に移ろうし、理想やアイデンティティも移り変わっていくもの。
固定するには決めちゃうしかないんです。
「これが自分らしさだ!」
そう宣言するしかないんです。
しばらくしたらアップデートしたほうがいいかと思いますけど(笑)
逆に言えば自分は変えられる!というか変わっちゃうって感じ。
でも、どう変わっていくかは自分で結構コントロールできるのが、人間のめっちゃすごいところかと僕は思います!
ニューロンも使わない回路はどんどんつながりが弱くなっていくわけで。
・まとめ
「私」は唯一無二です。
全く同じ情報を持ったものなんて存在しえませんので認めてあげてください。
自分らしさは自分の中にしかないわけですし。
そして情報の蓄積である自分にどんな情報を貯めていくのかは選べます。
一瞬一瞬が「私」を形作ります。
どんな自分になりたいのか描き続けて考え続けて、最高を目指し続けるのが人生かなーと思っています。
最後までお読みいただき感謝いたします!!
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