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さて今日はベスト5の発表です!
よろしくお願いします!
第5位
- 作者: ブライアングリーン,Brian Greene,林一,林大
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 278回
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物理学における超ひも理論についての本。
超ひもというのは、この世界における最小の単位である素粒子の正体です。
素粒子の性質はこのひもの振動によって決まっているとのこと。
近年の物理学において、ミクロの量子力学とマクロの相対性理論という二大巨頭は、矛盾し続けていました。
そこで、この両方の理論の結び目となったのが、まさにこの 超ひも理論だったのです。
超ひも理論では、次元というのは11次元もあるそうです。
僕らが認識できるのは3次元空間と時間くらいなので、実感しがたいですねー
でも数式で見た時には、だんだんと次元を上げて、最終的に11次元で成り立つことになったみたいです。
宇宙とかの話ってやっぱりワクワクしますよねー
未知の分野というか純粋な真理の追求って感じ。
量子力学とかの話は昔から好きでしたね
シュレーディンガーの猫とか、二重スリット実験とか。
でも正直まったくの門外漢なのでもっと勉強したいです!
知的好奇心を掻き立ててくれる分野ですねー!
第4位
この本の内容は、興味深すぎて以前記事にしちゃいましたねー(笑)
インターネットによって、人の注意は奪われています。
集中する力も失われつつあるように感じます。
どんどん浅い学びへと促されてる感じ。
でもやっぱり深く自分と向き合ったり、集中して一つのことをしたりするのが必要なこともあるかなーというのが僕の持論ですね。
というかそっちのほうが満足できるし楽しいと思うんですよねー個人的に。
結局両方をうまく使うことなのかな。
とにかくこの本を深く読みましょう!(笑)
第3位
第4位と少しかぶるっちゃかぶりますかねー。
この本で重要視されているのは、非集中力です。
え?集中力ちゃうん?
って思ったかもしれませんが、そうです。非集中力です。
しかし、先ほどのネットバカの、インターネットを見てる状態とは違います。
あれは注意が分散されているだけです。
人は基本的にマルチタスクができないことは科学的にも言われていますしねー
さて、この非集中力というのは何なのかというと、ぼーっとすることですかね。
人はリラックスしているぼーっとした状態のほうが、意識しているときよりも考えがまとまったりするもんなんです。
よく、シャワー浴びているときにアイデアを思いつくなんて話がありますが、あれもそんな感じです。
アルキメデスがお風呂でアイデアを思いつき、裸のまま「ユリーカ!(見つけた!)」と叫んでいたという話も有名ですねー。
これには実際脳科学的な根拠があるんです。
つまり、人は無意識下のほうが思考しているということ。
よく氷山のたとえが出てきますが、人の意識も見えているのは本当に一角のみ。
浅い睡眠時や、瞑想などの時間に、意識に上らない状態で脳は活発に活動しているんです。それは起きていて思考しているときの20倍のエネルギーを使っているそう。
また、意識下では人は40個ほどしか情報を処理できないそうですが、無意識の状態では1100万個もの情報を処理しているそうです。なんと途方もない。
なんといっても驚きは、人の脳が100%の力を出して思考するには、原発一基分のエネルギーがないといけないらしい。
なんか脳の可能性を感じますねー!
僕は11月にヴィパッサナー瞑想というのに行くんですが非常に楽しみです!
ぜひ皆さんも瞑想とか、ぼーっとすごす時間を日常に取り入れて見てくださいな。
第2位
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)
- 作者: 岡本太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 58人 クリック: 968回
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この本も衝撃的過ぎて記事にしちゃいましたねー(笑)
真に芸術的に生きることを学べました。
それは、自分自身を認めてプライドを持ち、表現していくこと。
どんなに下手で失敗したって、自分と戦い続けることです。
人と比べず、個の生きざまを爆発させるんです。
メッチャかっこいいと思ったし、そんな風に自分のありのままを認めて生きることを美しいと感じましたねー。
人と違うことは当たり前です。それを隠すのか、それを表現していくのか。
あー爆発したいぜー
第1位
僕も大好きな『サピエンス全史』の著者の邦訳、最新作です。
サピエンス全史が過去から今だとするなら、ホモデウスは過去から今をざっくり+今から未来をたっぷりって感じです。
人間はどうなっていくのか。
そんなSFチックな問いを投げかけられます。
でも、人間の意識が変わらなければ、この世界はどんどん合理化されてそんな世界に向かってしまうような気がしてなりません。
そんな問題提示を著者はしたかったんだと思います。
命のあり方。
人間のあり方。
機械との共存。
そんなテーマを考えさせてくれる一冊。
僭越ながら僕の考えも記事にさせていただきましたー。
人は、心が根本にあるからこそ人なんだと思います。
合理化された世界は冷たい感じを受けます。
僕はすべてが整った理論の世界よりも、先が見えないけれどワクワクする人生なら、絶対後者のほうが楽しいと思います。
人は不合理だからこそ人なんです。
とまあ僕の意見はこれくらいにしておきますかねー。
最後まで読んでいただき誠に感謝です!
おまけで個人的に合わせて読んでほしい本も載せておきますー!
デジタルネイチャー 生態系を為す汎神化した計算機による侘と寂
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: PLANETS/第二次惑星開発委員会
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: 単行本
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予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: ダンアリエリー,Dan Ariely,熊谷淳子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 文庫
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